先日初めて「保険の見直し」を行いました。
「保険って必要なんだろうか」
「自分が入っている保険は合っているんだろうか」
「見直しってどうやったらいいんだろう」
と保険について疑問を持っている方は多いのではないかと思います。
まさにわたしです。
今回、「ほけんの窓口」を利用して見直しを行ったので、相談の流れや感想、それをもとに検討して、どのような結果になったのか、わたしの体験談をお伝えします。
「正しい」や「絶対」というものがない分野なので、「こうやって保険の見直しをする人もいるんだな〜」程度に、読んでいただけますと幸いです。
わたしの加入保険の内容と見直すきっかけ
もともと加入していた保険
の2本です。
補足情報は
です。
なぜ見直そうと思ったのか
退職を機に支出を見直そうと思ったのがきっかけです。
特にも、固定費の見直しが大事だと聞いていたので、
「そういえば毎月引き落としになっている保険はわたしにとって必要な支出なんだろうか」と考えました。
以前、自分が加入している保険について、知り合いの保険屋さんに話したことがあり、保障内容があなたに合っていないのでは、と言われていたので、見直した方がいいのかな、と気になってはいました。
ですが、考えるのが億劫だったのと、会社員時代は生命保険料控除のメリットもあったので、とりあえずいいか、とそのまま放置していました。
今回そのメリットがなくなって、ようやく重い腰を上げ、行動に移しました。
どうやって見直したらいいんだろうとなった時に、自分だけでは難しいなと感じたので、保険の相談窓口に行こうという考えに至りました。
「ほけんの窓口」を利用しました
選んだ理由
前職で保険の知識は少しあったのですが、専門家から話を聞いた方が早いだろうと思いました。
というのも、そもそも保険商品は種類が多いですし、世の中の変化に合わせて、条件や金額、保障内容も常に進化するものです。それを1社の商品だけではなく、会社をまたいで比較して聞いてみたいと思ったからです。
保険の相談窓口については、以前から存在は知っていましたが、正直半信半疑でした。
ですが、会社もたくさんありますし、最近はネットで相談ができるサービスなども聞くので、需要が高く、利用している人も多いのかなと思い、調べてみました。
すると、「相談料無料」「強引な勧誘なし」という言葉が並んでいて、口コミも良いものが多かったので、行ってみてもし合わなかったらまた他の方法を考えればいいや、という気持ちで利用することにしました。
その中でも、「ほけんの窓口」は全国に展開していて店舗数も多く、自宅の近くにもあったことや、取り扱い商品数も多かったので、ネットで無料相談の予約を入れて、行きました。
相談の流れ
予約の際、加入中の生命保険について相談したい旨を入力しました。
その場合、「保険証券」や「保障内容のお知らせ」など、保障内容がわかるものを持参するとスムーズだということが書かれていたので、一式持参しました。
お店に入ると担当の方が出迎えてくださり、カウンターに案内されました。
以前から自分に必要な保険なのか疑問だったことや、退職を機に見直そうと思ったことなどをざっくりと伝えました。
まずは、加入中の保険の内容についての確認をしました。
大体把握しているつもりでしたが、漏れていることもあり、保障内容を整理することができました。
さすがプロで、わたしが持参した書類をちらっと見ただけでスラスラと説明してくださり、図や箇条書きもつけてくれて、わかりやすかったです。
そのあとで、わたしの家族やライフプランなどと照らし合わせ、「その保障があったほうが安心か」「必要性は高いと思うか」という確認をしていきました。
それを踏まえ、選択肢としては、
- そのまま継続
- 減額(保障を小さくする)
- 払い済み(保障を小さくする)
- 解約
があることがわかりました。
また、代替の保障として、他の保険商品も提案されました。
提案を受けた際、わたしの希望の条件を伝え、当てはまるものをいくつか出してもらって比較できたことで、1つの商品を押し売りしているわけではなく、本当に良いと思ったものを選んで提案してくれたのだと納得できました。
そして、もし手続きが必要な場合には、次回予約して来店するように言われ、初回の相談を終えました。
(その場で次回の予約もできましたが、私は後からネットで予約することにしました。)
利用してみての感想
担当の方はいろんな選択肢を提示してアドバイスをくださるのですが、強引に絞ったり決めつけたりすることはなく、中立な立場という印象を受けました。
「ご自身で選んでください」「ご家族と相談してください」と、判断はこちらに委ねられ、答えを急かされることもなかったので、気が楽で、リラックスして相談することができました。
しつこくすることもなく、かといって突き放す感じでもなく、距離感がちょうど良かったです。
わたしの担当の方はとても話しやすい方で、理解度に合わせて説明してくださり、わからないことも聞きやすい雰囲気でした。(元々JAに勤めていて転職して10年ほどという男性の方でした。)
時間は1時間半程度でした。丁寧に説明してくださるので時間は余裕を持って行ったほうが◎
相談してわかったこととその結果
勉強になったこと
「保険=貯蓄・資産」
は必ずしも当てはまらないということです。
わたしは掛け捨てではない保険に入っていたので、なんとなく保険も「資産」というイメージを持っていました。
ですが、特に医療保険に関しては、制度や状況が変化するので、10年前に加入したものだと「保障内容が十分でない」「今の状況に見合っていない」という状態に陥りやすく、見直しを前提に、保障内容を重視して選ぶ方が良いとアドバイスをもらいました。
保険は「掛け捨て」や「保障」という言葉の通り、現時点では必要かどうかわからないけれど、自分の将来の安心のために払うお金なので、「損得」という考え方に固執しない方がいいということもわかりました。
「病気になったけれど、加入していたのはがん保険だったので1円も下りなかった」という話を聞いたことがありますが、それが「保険」というものであり、貯蓄とは異なる性質を持ったものであることを理解しました。
わたしの結果
加入中の保険を2本とも解約し、新たに1本契約することにしました。
解約について
今解約をすると掛金より少なくなり、「損失」が出るので悩みましたが、保険は「損得」ではないこと、わたしの目的はどちらかというと「資産」や「貯蓄」だったので、それは保険ではなく、他のもの(NISAやiDeco)の方が合っていると判断し、踏み切りました。
新たな契約について
担当の方に提案してもらった
外貨建て一時払い終身保険(米ドル)
を契約しました。
契約理由は
・目的は「保障」ではあるが、将来の「資産」としても期待できると感じた
・米金利が高く、条件が良かったので今のタイミングがいいと思った
・分散として外貨資産を持ちたかった
・一括払いのため、先々の負担がなくて安心だった
とわたしの考えに合っていたことと、担当の方の提案に納得できたからです。
(メリットばかりではなく、リスクがあることも理解した上で決めました。)
手続き
解約の手続きは、直接保険会社の窓口に自分で連絡し、1週間程度で書類が届きました。
必要事項を記入し、保険証券と合わせて返信すると、2週間弱で保険2本分の解約返戻金が口座に振り込まれました。
理由を聞かれたり、引き止められることは一切なく、慣れた様子で対応されたため、よくあることなんだろうと思いました。
契約手続きについては、ほけんの窓口ですべて完結しました。
初回の無料相談後、2回目の予約をして行き、契約手続きをしました。
保険料を送金後、1週間もかからずに保険証券が郵送で送られてきました。
解約と契約を同時進行で行いましたが、契約が先に成立し、保障が途切れずに乗り換えることができました。
保険を見直して感じたこと
「そもそも保険とは何か」を理解して、「自分に必要かどうか」を考えた上で決めることができ、満足しています。
(本来そういうものですが・・・。)
毎月自分に必要かどうかわからない引き落としにモヤモヤすることがなくなり、スッキリしました。
保険には「正解がない」からこそ、自分で「納得」できるものを選ぶことが大切だと感じました。
また、支出(固定費)を見直す目的も果たせました。
固定費を見直すとなったときに、手続きはとても面倒で億劫ですが、人生をトータルで考えたときにまず優先すべきことで、一度やってしまえばメリットしかないと実感しました。
「精神的」にも「将来の資産」にとっても自分のプラスになる選択ができたかなと思っています。
わたしは今回このような結果となりましたが、相談してみて、納得できなければ、他の窓口を使ったり、自分で考え直す方法もあります。
また、相談の結果、すべて解約して保険は不要と判断することも、やっぱりそのまま継続するという選択をすることもあると思います。
実際にわたしも医療保険については解約のみで、契約はしませんでした。
まとめ
「ほけんの窓口」を利用し、自分自身が納得できる結果になったので、行って良かったです。
いろんな学び・気づきがあり、勉強になりましたし、自分のためになったと感じています。
ほけんの窓口は、口コミの通り、「しつこい勧誘が一切なく」「相談料や仲介料などもゼロ」で利用できました。
保険は家族、生活、健康状態などの変化に応じて、見直しの必要性が出てきます。
見直す方法はさまざまありますが、「どうしたらいいかわからない」と困っている方は、無料の相談窓口を利用してみるといいのでは、と思います。
最終的に決めるのは自分自身なので、「納得」できるまで試して考えて、それぞれのベストな決断にたどりつけるといいなと思います。
ここで書いていることはすべて個人的なものになりますが、少しでも何かのご参考になりましたら幸いです。