冬の季節、朝キレイにメイクしたはずなのに、夜帰ってきて鏡を見たら乾燥して肌がカサカサ・・・(泣)という方は多いのではないでしょうか。
わたしもここ2、3年で頬から口周りにかけて粉吹きするようになりました。
どうしたら粉吹きせずに夜まで過ごせるか、調べて試して、たどり着いた今のわたしのベースメイクについて、アイテムごとにいくつかポイントをまとめました。
これらを取り入れるようになって、わたしは鏡で自分の肌を見てガッカリすることが減りました◎
ご参考になりましたら幸いです。
ノーファンデにする
まず、ファンデーションは使いません。
「カバー力のある化粧下地」+「コンシーラー」+「フェイスパウダー」でベースメイクを仕上げます。
理由は、ムラ、厚塗り、ファンデーションが肌に合っていない、などが乾燥崩れを引き起こす原因になるからです。
ムラなく薄く均一に塗るテクニックがある方はいいと思いますが、わたしは毎回キレイに仕上げる自信がなく、ファンデーションを塗ることでかえって肌が汚く見えてしまうこともあります。
自分に合ったファンデーションやその塗り方を見つけるのにも、コストや時間がかかります。
「塗らない」という選択をすることで、乾燥のリスク要因を取り除くことができ、効率も良いので、今はノーファンデに落ち着いています。
ノーファンデと言っても、気になるところはコンシーラーで部分的にカバーするので、そこまで抵抗はないと思いますし、カサカサでファンデーションが肌から浮いてしまっている方が印象は良くないと思います。
ぜひ試してみてください。
化粧下地編
使っているものと選び方のポイント
この商品の特徴としては、パープルカラーによって透明感と血色感を出してくれます。
気になる鼻横や口元などのくすみも自然とカバーしてくれます。
色がつくというよりも、トーンアップして、肌の粗を光で飛ばしてくれるので、ムラやよれも目立ちにくいです。
化粧下地選びのポイントは
カラーはご自身の肌悩みやなりたい肌に合わせて選ぶと良いと思います◎
わたしも気分によって変えられるように、肌なじみの良いベージュカラーも買い足そうかと考えているところです。
有名な【クレドポーボーテ】ヴォワールコレクチュールnの下地も、上のポイントをすべて満たしていて、好きな商品ですが、カバー力がコスデコと比べると控えめなので、人と会う用事がない時やすぐ近所に出かける時など、ナチュラルメイクのとき用に使い分けています。
スキンケアと馴染ませながら塗る
メイク前、「スキンケアでしっかり保湿する」というのは、メイクの持ちにも大きく影響しますし、季節問わずに大事であることは皆さんご存知だと思います。
ここでのポイントは、スキンケア後に「テッシュオフをしない」ということです。
メイクのよれを防ぐために、スキンケア後は軽くティッシュオフをした方が良いと聞いてから、ずっと思考停止でやっていたのですが、乾燥が気になる時期は、多少肌表面に油分が残っている状態で、そのまま化粧下地と馴染ませながら一緒に塗り広げます。
そうすると、化粧下地の伸びも良くなりますし、しっかり肌に密着することで乾燥しにくくなります。
もちろんスキンケアをしっかり浸透させた後で、というのが大事です!
オイルを混ぜて使う
【ミノン】アミノモイスト エイジングケア オイルを化粧下地に混ぜて使用しています。
使い方は、手のひらに適量の化粧下地を出し、その上にこのオイルを1滴垂らし、手の上で馴染ませてから顔に乗せていきます。
先ほどの化粧下地をスキンケアと馴染ませてもまだ肌がカサカサしている、という方はこちらも試してみてください。より保湿感がupします。(わたしは化粧下地をつける際、どちらもやります。)
この商品は、ブースターとして、乳液と混ぜて、とスキンケアでも万能に使えますが、メイクにも使うことができ、日中の乾燥や小じわをケアできるのが嬉しいです◎
コスパも良くて人気なのもうなずけます。
コンシーラー編
使っているものと選び方のポイント
ディオールのコンシーラーは伸びも良く、カバー力も高いので、ムラになりにくく、少量で済ませることができます。
テクニックいらずで肌にキレイに馴染んでくれるので、「なんで早く買わなかったんだろう」と思うほど気に入っている商品です。
口コミもよく、大人気のコンシーラーですが、使ってみて納得です!
コンシーラー選びのポイントは
少量ずつ重ねていく
コンシーラーを一度手の甲などに出して指に取り、量を調整してから、少量ずつ顔のカバーしたいところに乗せていきます。
指でポンポンと馴染ませた後、スポンジを使ってムラにならないよう、均一に伸ばしていくイメージです。
ちなみにスポンジは【貝印】ファンデーションが染みこみにくいパフがお気に入りです。
様子を見ながら足りない部分には、また手から指で取って、薄く重ねていきます。
わたしは目の下から頬の三角ゾーン、小鼻から口角の辺りへ広げるように乗せています。
いろんな形状のコンシーラーがあると思いますが、広範囲に使う場合には、容器から直接顔に乗せるのではなく、少し手間にはなりますが、一度手の上に出して少しずつ乗せていく方が、ムラなく薄くキレイに塗ることができます。
密着度が上がって乾燥防止にもつながります◎
ニキビ跡やシミ等をピンポイントでカバーしたい時のコンシーラーの使い方とは異なるので、そこを混合しないことが大切です。
フェイスパウダー編
使っているものと選び方のポイント
フェイスパウダーは、1番サラサラしたアイテムなので、正直省いてもいいかなと思いますが、化粧下地を塗る際に油分を取り入れているので、ベタつきを抑えるために使います。
夏場は「皮脂崩れ防止」の機能がついているものを選ぶこともありますが、この2商品はサラっとするのに乾燥しにくいので、季節問わず使いやすいです。
フェイスパウダー選びのポイントは
メイクブラシを変える
いつもパウダーをする時には、大きなブラシに粉を取って全顔を優しく撫でるように乗せているのですが、これを部分的に乗せることで乾燥を防ぎます。
その際、ブラシを小さいものに変えます。
わたしは、髪がつかないようにおでこや顔周り、後のメイクに響かないように眉や目元、よれやすい小鼻、に部分的に乗せています。
乾燥しやすい頬や口周りには乗せません。
ハプを使用する場合には、粉を取った後にパフをしっかり揉み込んで馴染ませてから、同様に部分的に乗せていきます。眉、目元、小鼻のような細かい部分はパフを折りたたんで使います。
まとめ
わたしのカサカサ・粉吹きを防ぐベースメイクのポイントをご紹介しました。
今の自分にとってのベストなベースメイクを見つけることができて嬉しい限りですが、また何かのきっかけですぐに合わなくなる可能性もあると思います。
30代になり、季節や肌の状況に応じてメイクやスキンケアを変える必要性を実感しています。
正解はないですし、人によっても、日によっても、合う合わないというのは違ってくるので、なかなか自分に合うものを見つけるのは大変ですが、肌やメイクがキレイだと気分も良いですし、今後もめげずに試していきたいです。
ぜひご自身に合ったものを取り入れていただき、少しでも解決のお役に立てたら嬉しいです。